乾癬、脂漏性皮膚炎のフケを早く治すなら皮膚科に行くべきか?

ただのフケ症ではないかも?と感じる程、頭皮の状態がおかしい時は、病院に行った方が良いでしょう。

大きい病院でも、お近くのクリニックでもいいですが、皮膚科があるところを探しましょう。

病院で受診しても、フケの治療は保険が適用されますので、費用面でも安心です。

色々なシャンプーを試してみた、洗髪の方法も試しつくした、生活習慣も変えてみたけどフケが止まらない時は、皮膚科を受診して専門の医師に診断してもらいましょう。

病院へ行けばしっかりと検査をしてもらえるので、しらくもやシラミ、乾癬や脂漏性皮膚炎など、フケの原因がはっきりわかります。

 

ここでは、処方される薬や、治療開始から完治するまでの期間や方法をご紹介します。

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頭皮の病気とはどんな種類があり、どんな症状の時に皮膚科を受診するべきか

シャンプーも変えました、睡眠もしっかりとってる、食生活も変えて、出来る限りのセルフケアをやっているつもりなのに、フケがなかなか改善しない。

そんな悩みでモヤモヤしているのなら、すぐにでも皮膚科で頭皮の悩みを相談してみましょう。

頭皮の病気は、そのまま放置していたり、間違った方法の自己流ケアを長い期間続けると、頭皮にさらなるトラブルを起こしてしまう可能性が高いです。

 

次にあげるような症状が、それぞれの病気の名前ですので、似た症状が無いか確認して、有ればすぐさま皮膚科を受診しましょう。

●脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

①お風呂で髪の毛をしっかり洗っているのに、髪の毛が束になるほどベトベトする。

②頭皮がかゆいと思ってそっと指先で頭皮を触ると、湿ったフケが爪に入り込んでいる。

③頭皮や眉毛、鼻の周り、耳の周りが赤くただれ、細かいフケの様なものが目に見える。

 

この様な症状が頭皮の悩みの原因であれば、脂漏性皮膚炎の可能性が高いと診断されます。

脂漏性皮膚炎の主な原因は、マラセチア菌という皮膚の常在菌が異常繁殖したことです。

そのまま放置してしまうと、かさぶたの様な紅斑が頭全体に広がり、フケが大量についている様に見えます。

 

●尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

皮膚が赤くなり盛り上がってきて、さらにその上に白い乾燥したフケの様な角質が厚く覆っていてかさぶたの様になります。
そのフケの様な角質の一部がポロポロとはがれ落ちてきます。

この様な症状は乾癬という病気の中で最も多い、尋常性乾癬である可能性が高いです。

尋常性乾癬の原因はまだはっきりと解明されていませんが、乾癬になりやすい体質があり、そこに感染症やストレスなどの要因が重なり発症すると言われています。

乾癬は他の人にうつるものではありませんので、お風呂やプールに一緒に入っても問題ありません。

ただし、自然に治るものではありませんので、皮膚科を受診する必要があります。

また、乾癬は慢性化する病気ですので、根気強く治療を継続する事が大切です。

 

●白癬(はくせん)または、しらくも

特徴的なのは、はっきりと境界線を境にできる頭皮の一部脱毛です。

円形脱毛症と間違えられやすいのですが、その脱毛部分に、『鱗屑(りんせつ)』と呼ばれるうろこ状のピンク色のフケが出る時は、頭部白癬、いわゆる『しらくも』にかかっている可能性が高いです。

しらくもの原因は、白癬菌という菌が髪の毛に感染する事で起きる感染症です。

本来、白癬菌は水虫の原因菌として知られていますが、まれに足以外に感染する事があります。

 

●シラミ

非常に強いかゆみが後頭部や耳の後ろに現れたら、シラミを疑ってみて下さい。

髪の毛をかき分けて、髪の毛の根元をよく見てみると、白いフケの様なものがついていませんか?

爪でコリコリしても全く取れないなら、それはアタマジラミの卵である可能性が高いです。

シラミが寄生していると、非常に強いかゆみを覚える為、掻きむしってしまう事が多く、そこから角質がフケの様に落ちてくることがあります。

アタマジラミは、髪の毛の接触によって感染する為、子供たちは頭を寄せて遊ぶことが多い、幼稚園や保育園などで集団で感染する事があります。

大人の場合は、タオルや布団、ブラシなどの共有で感染する事が多い様です。

気を付けないといけないのが、小さいお子さんを持つお母さんです。

小さいお子さんと、お母さんは非常に接触率が高いので、うつしあって治らないことがありますので注意しましょう。

アタマジラミと診断されたら、タオルやブラシの共有を止め、枕カバーやシーツなどは洗濯前に60℃位のお湯に5分つけて、幼虫、成虫、卵は死滅させましょう。

 

皮膚科を受診しても治らない事もある?薬では解決できない生活習慣

皮膚科を受診すれば何でも治せると思ってはいけません。

頭皮は非常にデリケートな皮膚なので、外的要因からの刺激にめっぽう弱いのですが、体の内側からの影響にも弱いのです。

喫煙、脂っぽい食事、睡眠不足、精神的ストレスなど、頭皮には生活習慣や環境の乱れがすぐに現れてしまいます。

たとえ皮膚科で薬を処方されても、生活習慣や環境の乱れ、フケの原因となることが多い間違った洗髪などを、見直し正しくしなけれは改善できません。

皮膚科を受診する前に、できる限り規則正しい生活習慣を心がけましょう。

 

皮膚科を受診すると頭皮の症状に対して、どんな治療が行われるか

頭皮のフケやかゆみが病院で治療できると言う事は、あまり知られていない様です。

しかし、フケやかゆみの診察で保険診療が受けられると言う事は、皮膚の病気であると認識されている証拠です。

皮膚科を受診して診察を受けた時に専門の医師がやる事と言えば、顕微鏡でしっかり検査して、感染症の有無を確認します。

なので、はずかしいからとフケをしっかり落とした後に病院に行くのではなく、フケは出来る限り落とさず、現状を診てもらう事が良いと言えます。

特殊な症状が無く、フケやかゆみだけで皮膚科を受診すると、その多くは脂漏性皮膚炎と診断され、炎症を抑えるステロイド剤や、マラセチア菌の動きを抑える抗真菌剤などの塗り薬で治療をすることが一般的に行われています。

頭皮のフケの原因は色々な事が考えられるので、医師はその症状より見当をつけて治療方針を決めていきます。

どの薬で効果が現れるかを検証し、フケの原因を探り当て、症状に合った治療方法を探しながら治療をする事になります。

なので、根気強く診察を受け続けることが大切です。

 

皮膚科を受信すると頭皮の症状に対して、どんな薬が処方されるのか

皮膚科を受診するとほとんどの人が脂漏性皮膚炎に該当しますので、外用剤(塗り薬)を処方されるのが一般的です。

①リンデロン(かゆみ止め):炎症を抑えるステロイド外用剤

②ニゾラール(カビ止め):マラセチア菌の繁殖を抑える抗真菌剤

 

これに合わせて内服剤も処方されることがあります。

・抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などのかゆみ止め

・ビタミンB2やビタミンB6などの新陳代謝を助ける栄養素

 

脂漏性皮膚炎とは逆の症状で、頭皮の乾燥が原因の乾性フケの場合は、かゆみ止めのステロイド外用剤と頭皮の乾燥を防ぐ保湿ローションが処方される事があります。

 

皮膚科を受診するとすぐに完治するのか、治療期間はどのくらい?

皮膚科の医師による治療方針が決定しても、すぐに完治するものではありません。

自分でなんとかしようと色々試してみるよりは、完治までの期間がかなり短くなるのは確かです。

しらくもやアタマジラミは効果が現れるのが早く、完治までの期間も短いと考えらえます。

しかし、尋常性乾癬や脂漏性皮膚炎は、生活習慣の見直し、シャンプーの効果が分かるまでに時間を要します。

皮膚科の医師も効果の有り無しを見ながら治療方針を決めていくため、個人差がかなり大きいのですが、目安として約1ヵ月位はかかると考えておきましょう。

頭皮のトラブルに対する治療は、根気強く継続していく事が大切です。

 

まとめ

フケの症状は、体質だから仕方ないと放置や我慢し続けるのではなく、早めに病院へ行くことが悩み解決の近道です。

中学生位からフケ症に悩む事が多いので、その時は、お父さんやお母さんが発見し、病院を勧めてあげるようにしてください。

生活習慣の改善やシャンプーの見直しも効果的ですが、皮膚科の専門医師の正確な診断があればさらに効果がアップします。

頭皮の不快な悩みを解決して、健康な頭皮を手に入れましょう。

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