年齢別 軽度知的障害者の特徴

f:id:unohitomi:20171222130533j:plain

乳幼児(0歳〜未就学児)

乳児期には心身がみ未発達なこともあり、はっきりとした特徴がわからないこともあります。成長にしたがって以下のような特徴や困りごとが見られるようになる場合が多いです。

■身体的な特徴
知的障害を引き起こす原因によって身体的特徴は異なります。例えばダウン症の場合は、低身長、鼻が低いなどの独特の顔つきが見られたり、体が柔らかかったりといった身体的な特徴が見られます。

■言葉や身体の発達が遅い
知的障害の赤ちゃんは言葉や身体的発達が遅いことがあります。

■質問に答えられない
言葉は分かるけれども会話ができない・質問にうまく答えられないなども知的障害の特徴の1つです。知的障害が重度の場合には、意思表示、そして相手の言葉の理解がとても困難な人もいます。

■友達と上手く遊べない
上記のような理由から友達ができなかったり、意思疎通がはかれず周りの子どもに馴染めないこともあります。

■けいれんの回数が多い
けいれんは、てんかんの症状などによる場合があります。高熱などの体調不良でも生じますが、ひんぱんに生じる場合は脳や代謝機能に問題がある場合があります。このような症状に気づいた場合には、早期の受診が必要です。

学齢期(6歳〜15歳)

■勉強についていけない
知的障害のある子どもは学年に見合った学力の習得が難しい場合が多いと言えます。学校の勉強についていけず、小学生になって初めて知的障害を疑うパパ・ママも多いそうです。

■日常の行動に時間がかかる
衣服の着脱や食事に時間がかかってしまうことがあります。指示が出されればできることも多いですが、日常生活において困難なことが増えてきます。

■学校での不適応
人と関わることが苦手だったり、社会性が低いことで友達ができにくい子どももいます。また、友達はいても上記で述べたように勉強についていけず、勉強自体が嫌で学校に行くことを抵抗する場合もあります。
■対人関係がうまく築けない
勉強ができないことや人間関係が原因で先生や親に反抗的な態度をとることがあります。知的障害とは気づかずに、日常生活や人間関係に悩んでいる可能性があります。その一方で、知的障害の人の中には素直すぎて、人のことをすぐ信じてしまう人の悪意や皮肉を感じ取れない人もいます。

■自分なりの独特な手順がある
知的障害は自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害との合併症もあります。自分のこだわりを持っていて、そのこだわりが変えられるのを極端に嫌がります。

青年・成人期(15歳〜)

■見通しを立てたり考えをまとめたりすることが苦手
物事を広い視野で考えて、「明日はこれがあるから今日はこれをしなければならない」と考えることが苦手です。そのため、スケジュール管理や予定を立てることを苦手とします。

また、何かを自分で決めないといけない時に判断することが苦手です。指示に従う、決められたことをするのは得意でも、自分で何か考えることが苦手です。成人期になると、毎日考えることが多くなります。とくに仕事をしていると、並行して複数のことを考えなければならないことが増えます。そのため、日常生活の困難が増し、症状が悪化してくることがあります。

■金銭的なトラブルに巻き込まれやすい
消費トラブルや金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあります。また就労の困難がある場合もあります。適切な支援を利用したり、相談できる人をつくることも重要です。

■成人病のリスクが高い
偏食から糖尿病になるなど、健康管理が難しいこともあります

関連記事

NO IMAGE

虐待されたのはなぜか

NO IMAGE

軽度知的障害と診断された母①

NO IMAGE

母はモンスター