人口減少・少子高齢化、あなたの漠然とした不安を払拭する方法。

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人口減少・少子高齢

あなたの漠然とした不安を払拭する唯一の方法。

それは「すでにそうなっている地域で住民と一緒に汗をかいて生活すること」

不安は安心に変わります。

 

 

 

 


これは、「未来の年表」を読んで思ったことでした。

 

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

 

 


この本、とてもいいです。

このまま人口減少が進んだら日本の未来がどうなっていくのか、年代別にこと細かに書いてあります。

著者の言うところの「静かなる有事」が現時点ですでに始まっていることがよくわかります。

朝鮮半島もモリカケも景気も大事ですが、「人口減少・少子高齢化」は「100年かけて日本全国を緩徐に襲う津波」のようなもの。

瞬間風速はゼロに近いですが、このままなら100年後には日本の国の姿を激変させているでしょう。国という形式を維持しているかさえ危ういかも・・。

今みたいに・・「なんとなく知ってるけど、誰かがやってくれるでしょ」的な、呑気な態度を続けていたら、うちの子供達が中年になるころ(40年後くらい)、僕らの世代はそれを静観・放置した「戦犯世代」と言われかねません。

今のうちに、全力で取り組むべき課題だと思います。もう、現在の延長ではなく、ゼロ積み上げるくらいで考えないと!

 

 ただ、この本で触れていない部分、それは「現場感覚」と言うところでしょうか。実は、「離島・僻地」の中には、現段階ですでに人口減少の末の最終段階まで来ている地域がけっこうあります。

最盛期12万人の人口を誇っていたのに今1万人を割っている夕張市もそれに近い。鹿児島には人口20〜30人の島もあり、人口10人高齢化率100%の集落もあります。

 

 

 

もちろん、そういうところにはスーパーもコンビニも、公共交通手段さえ殆ど無い!・・(T^T)。

では、その地域の人々は今、ものすごく不幸なのか?と言われたら、それは違う。

彼の地での爺ちゃん・婆ちゃんはみんな楽しそうに笑っています。

孤立しがちな都市生活者よりも、『地域の繋がり』が強固な離島・僻地の人々のほうが元気にも思えます。

これは、人間の幸福と言うものが、アドラー心理学で言うところの「全ての悩みは対人関係の悩みである」というところに通じるものかもしれません。

 

そう、人間の幸福は、身近な人間関係・コミュニティーの中で「お互いの存在を認め合う感覚」(アドラーでいうところの共同体感覚=他者を仲間だとみなし、そこに自分の居場所があると感じられること)にあるのであって、それは人口減少・少子高齢化とは別の問題(というか、そういう地域の方が共同体感覚は得やすい?)ということ。

 

冒頭の発言は、そんな現場感覚の部分を強調しておきたいな〜、と思ってのものでした。

 

 

 【補足1】

このことは、特に『地域のヘルスケア』に大きく影響します。誤解を恐れずに言ってしまえば、

「診察室に持ち込まれる問題の多くは、地域社会での孤立や地域の人間関係が遠因」

といってもいいと思います。

 

睡眠薬を欲しがるお爺ちゃんは、地域社会に馴染めず孤立し、日中殆ど外に出ていないのかもしれない。「産後うつ」になっているお母さんは、身近でちょっとした育児相談が出来る家族も友達もいないのかもしれない。

 

地域の方々と一緒になって雪かきしたり、灰掃除したり、飲み会したり、PTA活動したりしていると、その部分がよく見えてきますし、情報も入ってきます。だからこそ出来ることがあり、またこうしたことは診察室では決して見えてきません。

 

ということで、日本の未来に悩む若いドクターには、「診察室を出て、離島・僻地などの課題先進地で地域で住民と一緒に汗をかいて生活してみる」ことを強くお勧めします。(ご連絡いただければいろいろご紹介します)

 

 

 

【補足2】

ぼくはこの記事で「だから人口減少しても少子高齢化でも大丈夫だよ」という楽観論を主張したいわけではありません。

こんな悠長なこと言っていられるのも、日本が他国に占領されていない平和な国だからです。。。それこそ各個人の「幸福」とは別の問題として、『人口減少・少子高齢化』は国として対策を打たなければいけない。

じゃあ隣国ははどうなの?と言われたら、韓国も台湾も香港もロシアも合計特殊出生率(簡単に言うと女性一人が出産する子供の数)は日本(1.4くらい)より軒並み低い!わけで・・それなら大丈夫なんじゃない?とも考えられるのですが・・でも、実はあまり知られていませんが、アメリカ・フランス・スウェーデンなどは、1,8〜2.0くらいとすでに高水準に回復しています。中国も1.6〜1.7くらいらしいです。

 

 みんなで既得権を一旦放棄して、「子どもを作ると経済的に圧倒的に有利になる!」くらいの感覚を若者が持てるような国に、ゼロから作り上げたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

人口減少・少子高齢化ってこういうことだったんだ。

 

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人口減少・財政破綻・医療崩壊さらに高齢化率日本一。
悪条件に取り囲まれてしまった夕張市。
果たして夕張市民の命はどうなってしまうのか?‥。


破綻後に医師として乗り込んだ筆者は、
それでも夕張市民が笑顔で生活していたことに驚く。
事実、財政破綻後のデータは夕張市民に
健康被害が出ていないことを示していた。

「病院がなくなっても市民は幸せに暮らせる! 」

もしそれが事実なら、一体なぜなのか?

本書は、その要因について、先生(元夕張市立診療所所長)と
生徒2人の講義形式でわかりやすく検証してゆく。
夕張・日本・世界の様々なデータを鳥の目で俯瞰し、
また夕張の患者さんの物語を虫の目で聴取するうちに3人は、
夕張市民が達成した奇蹟と、その秘密を知ることとなる・・。

少子高齢化や財政赤字で先行きが不透明な日本。
本書は、医学的・経済学的な見地から日本の
明るい未来への処方箋を提示する希望の書である。

 

森田洋之 著

 

 

 

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