人生の法則は知っていてはいけない

●「しかしね、今まで説明した『人生の法則』や『人生の目的』は知ってちゃいけないことになっているんだ。」

「え??」

 

●「そう言われると、なんだか混乱するよね。だからあなたが今まで知らなかったとしても、当然だった。ではなぜ、知ってちゃいけなかったんだろう。

もしあなたが、小さい時から『今回の私の人生の目的は、全てを許し、自信を持って自由に生きることです』ということが分かっていたとしたならどうだっただろう。

『許すことを学ぶためには、許せないということが必要だ。さらなる自信を持つためには、たくさんの失敗や周りから否定されることが必要だ』ということが分かってしまう。それが分かっていると、あなたのことを否定したり、裏切ったりする人が現れてきたときにあなたはどう思うだろう。『いよいよやって来たな。わたしを蹴落とそうとしているな。私の自信を奪おうとしているな。』あるいは、『許せないという体験をさせようとしているな・・・』ということが分かってしまう。

そうなると、もう蹴落とされない。自信をなくすこともなくなってしまう。そうすると、悔しいとか自身が無いという体験もできなくなってしまう。許せないという体験もできなくなってしまう。そうなると、自信を持つ、許すという学びが出来なくなって、あなたは成長しないまま、ということになってしまう。」

 

「確かにそうですね。」

 

●「そうならないように、全ての人が『人生の目的、法則』も『自分が設定した計画や教科書』もすっかり忘れて生まれてくるんだ。だから、誰かがあなたを裏切ったとき、あるいは否定してきたときに、まんまと引っかかってしまう。『許せない!』『私ってダメだ』という辛い苦しい体験が始まる。そして、泥沼の中に蹴落とされてしまう。その中で、もがき苦しみながら、はじめて許しと自信の学びを100%体験することができる。そしてそれを学び終えたときに、最高の自分が手に入るということになる。」

 

「そうなんですね。」

 

●「そして、もちろん前世もすっかり忘れて生まれてくることになっているんだ。もしそれを覚えていたならば、『この前の人生で私はこんな失敗をしたから、今回はこうしよう!』と、もう人生の目的が分かってしまう。だから、前世すらも忘れて生まれてこなくちゃいけなかった。

一見理不尽に見えるけど、『人生の目的、法則』も『前世』も『今回の人生の計画』すらも全て忘れて来ているから、100%の体験が出来たんだよ。

例えば、『1週間後に英語の試験があります。ちなみに試験問題と解答はこれです。』とテスト用紙と解答集を渡されたらどうだろう?」

 

「その答えを必死で覚えます」

 

●「そうだよね。私もそうするだろう。ラッキーと思うよね。しかし、そうなるともう勉強しないよね。せいぜいの答えを丸暗記して終わり。それ以上はできなくなってしまう。

そうならないように、問題も答えも全て隠される。実力試験となると、試験範囲すらふせられる。だから必死で勉強しなくちゃいけなくなる。

実は人生も同じだった。『人生の目的、法則』も『前世』すら全て忘れて来ているから、100%の学びが出来たんだ。つまり、何も知らなかったあなたが、実は一番得をしていたということになる。

よくテレビで魂や前世のことをやってるよね。そして必ずそれを頭から否定している人がいるね。しかしそういう人は、人間として優等生ということになってくるんだよ、何も分からないから100%の体験ができている。」

 

「そうなんですね。」

 

●「では、その知ってちゃいけないことが、今から明らかになってくるんだけども、知っていいんだろうか?」

 

「私もそう思っていました。知っていいんでしょうか?」

 

●「それはね、『もう卒業していいよ』ってことなんだ。あなたは今まで何度も試験を受けてきた。中間試験も期末試験も実力試験も。そして卒業試験も受けてきた。そして、どうにか合格点をもらった。だから、今から答え合わせをしましょう、ということなんだ。試験を受けて来ていない人に、答え合わせをするわけにはいかないからね。試験を受けているから、答え合わせが出来る。しかし沢山間違っているところもあるから、ここでしっかり答え合わせをして、間違っているところはちゃんと改めて、そして次のステップに進みなさい、ということなんだよ。」

 

「そうなんですね!私も進んでいいですね!」

 

●「もちろんだよ。いつまでもその問題の中、修行の中にいる必要はないよ。今までたくさんの問題を通じて、しっかり勉強をして、テストを受けて、そして合格点をもらっているんだから、もう答え合わせをして次のステップに進みなさい、ということなんだよ。

人生には大きく分けて3つのステップがあるようだ。人生を一つの機械に例えると、第一ステップは人生の部品をつくる段階。自分を完成させるための部品を作ると言ってもいいかもしれない。そして次にその部品を使って、機械を組み立てる段階。自分を完成に近づけていく段階だね。そして、その機械を使う段階。つまり、今まで学んだこと、培ってきた事を実際に使って、皆の役に立つ、人生の目的を達成する段階ということ。

しかし機械の部品をつくっているときは、一体何をしているのかわからない。この部品がなんに使われるのか、なんのために作らされているのか、この歯車や、ネジがなんの役に立つのか、サッパリ分からないんだ。

色んな人間関係の中で、苦しいことや悲しいこと、悔しいこと、感動することを体験することで、その部品が作られていく。っだから、イヤでイヤでしょうがない時もある。不安だったり自分を責めたりしてしまう時もある。しかし、その部品をしっかり作っておかないと、機械づくりには進めない。進んだとしても、途中で足りない部品を作らなくちゃいけなくなってしまう。

 

だから、つらいことや苦しいことがあっても、それにしっかり向き合って乗り越える時期が必要なんだよ。

そして、その部品作りが終わると、第二のステップの組み立て作業が始まる。しかし、その時の初めのうちはまだ分からない。何が出来上がるのかね。時には、足りない部品を作りに、また戻らなくてはいけないときだってある。しばらくは、部品作りと組み立てを、行ったり来たりする場合もある。

 

それが終わると、いよいよ第三ステップ。その機械を使うときがやってくる。それを使って皆の役に立つときがね。実はそれが今回の人生の本番ということになる。

今まであなたは部品を作ってきた。しかし部品を作っているときは、何をさせられているのか分からないから、不安でしょうがなかったり、自分を責めたりイライラしてしまう。しかしその不安感や自責の念があるから、頑張れるし慎重に部品を作ることができたんだ。つまり、今まであなたが抱えてきた不安感や自信のなさは、実はあなたに必要だったんだよ。

 

さらに、その部品を使って機会を組み立てるときも、不安感が必要になる。そうじゃないと慎重に組み立てられないからね。

でも、その機械を使おうとしたときに、そのネガティブな感情は邪魔になってくる。不安感があると、機械を使えなくなってしまうよね。不安で機械のスイッチすら入れられなくなってしまう。だから、今度は不安感が確信に変わらなくちゃいけないんだ。

そして、今あなたはその機械を使う段階に来た。あなたの中にはすでにたくさんの宝物がある。もうその宝物を使うときに来ているんだよ。

だからあなたは答え合わせをする必要がある。答え合わせをして、ネガティブな感情は捨てて、間違っているところはしっかり改めて、次のステップ、つまり本当のあなたの人生を歩みなさい、ということなんだよ。」

 

「はい!わかりました。何だか気持ちが明るくなってきました!」

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